九州一の大河・筑後川の、日田市を流れる部分をこう呼ぶ。日田温泉や鮎漁などで知られる名水の地で、広い川面に多くの屋形船が漕ぎ出す。特に鵜飼いも合わせて楽しむなら5～10月がベストだが、秋は月見舟、冬は雪見舟と四季折々の情緒を堪能することができる。

住所／大分県日田市三隅川
TEL／0973-22-2036(浸し観光協会)
アクセス／車：大分道日田ICから10分
電車：JR日田駅から徒歩約11分

丹生温泉の和みの湯は、静かな自然の風景が優しい露天風呂と、明るく清潔な内湯を源泉掛け流しで楽しめる公共の湯。肌がすべすべになるという湯は、慢性皮膚病や虚弱体質、婦人病、やけど、疲労回復などに効果がある。休憩室あり。

住所／大分県大分市大字丹生1189
TEL／0975-22-1610
アクセス／車：大分宮河内ICから10分　電車：JR日豊本線鶴崎駅からタクシーで20分
入場料／300円
営業時間／12:00～21:00
定休日／第2水曜日

長さ390m高さ173m、いずれも歩行者専用としては日本一を誇る吊り橋で、2005年の開通から人気を集めている。橋の上からは九酔渓(鳴子川渓谷)の断崖や九重連山、落差83mの振動の滝など、雄大な景観を360度のパノラマビューで楽しむことができる。

住所／大分県玖珠郡九重町田野1208
TEL／0973-73-3800(九重“夢”大吊橋管理センター)
アクセス／車：東九州自動車道九重ICから20分　電車：JR久大本線豊後中村駅からバスで24分、徒歩5分
入場料／500円、小学生200円
営業時間8:30～16:30(7～10月は17:30まで)

湖底から温泉と冷泉が一緒に湧き出る湖。そのため秋から冬の早朝には、温泉が霧となって湖面にただよう幻想的な光景が現れる。1884（明治17年）年、儒学者の毛利空桑（もうりくうそう）が湖の魚の鱗（うろこ）が夕日に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたと伝えられる。

住所／大分県由布市湯布院町川上1561
TEL／0977-84-3111（由布市商工観光課）
アクセス／車：大分自動車道湯布院ICから5分
電車：JR久大本線由布院駅から徒歩25分

JR由布院駅から佛山寺～宇奈岐日女神社を巡りJR由布院駅へと戻る約4㎞のコースを、ガイドを聞きながら約50分で巡る。1975年に町おこしとして始まり、現在は由布院の名物に。定員10名の予約制。由布岳や田園の景観、ゆっくりと流れる時間を贅沢に楽しみたい。

住所／大分県由布市湯布院町川上
TEL／0977-84-2446（由布院温泉観光案内所）
アクセス／車：大分自動車道湯布院ICから5分
電車：JR久大本線由布院駅からすぐ
入場料／1500円
営業時間／9:00～16:00（3月～11月）※30分おきに1日15便
9:30～15:00（12月～1月上旬）※30分おきに1日12便
※予約は当日予約のみ。3月～11月の期間は朝8:50より、12月～1月は朝9:00より受付

地獄とは、地下の火山活動に伴い、蒸気や熱湯が地表にほとばしり出る場所。別府の地獄は海、鬼石坊主、山、かまど、鬼山、白池、血の池、龍巻の八つからなり、それぞれ異なる様相で噴気や熱泥、熱湯が吹き出す迫力ある景観を楽しみたい。バスガイド発祥の地でもある。

住所／大分県別府市鉄輪
TEL／0977-66-1577
アクセス／車：大分自動車道別府ICから5分
電車：JR日豊本線別府駅からバス20分、海地獄前もしくは鉄輪下車、徒歩1分
入場料／八地獄共通観覧券：2000円、各地獄400円
営業時間／8:00～17:00